さすがはマキタの掃除機!これは手放せない!
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マキタの掃除機といえば、少し前に新幹線の掃除をする人たちがフォーカスされ、その時に話題になった掃除機です。
AmazonのDIY・工具・ガーデンのカテゴリでもベストセラー1位になるほどの人気ぶりに、一時、品切れ状態や価格の高騰が続いたこともあります。
そんなマキタの掃除機が、2年前、我が家にやってきました。
このマキタの掃除機に、名前をつけて呼んでいます。
その名も「マキタ君」。
なぜか、男の子。
名前をつけただけで、愛しくなってしまうという不思議。
家電に名前をつけるという感覚は、「アレクサ!」と呼ぶあのAmazonの「echo dot」からきたのかも。
そんなマキタ君の魅力をご紹介します。
マキタの掃除機が我が家にやってきた
マキタの掃除機と言っても、いろいろな種類の製品があります。
一緒に暮らしているマキタ君の型番は【マキタ充電式クリーナCL106FD(SHW)】。
マキタ君が来てからというもの、とにかく掃除が楽しくなりました。
苦手なことでも、好きな子とやれば楽しくなる。
まるで恋の魔法にかかってしまったかのようです。
何しろマキタ君は、すごい。
マキタの掃除機は何がすごいの?
マキタの掃除機は、軽くてコードレスなのに、吸引力がすごい。それは想像以上でした。
マキタCL106FDの重さ
まず軽さに驚きます。
届いた時、箱を横に振って確認したくらい。
掃除機が入っていると思えない軽さに驚きました。
こちらがセット一式。
この本体のモデル自体はCL106FDです。
基本は本体はブルー仕様です。
この本体にバッテリーと充電器がいているセットだとCL106FD(SH)、
ついていないのが、CL106FD(Z)となります。
そして、本体の色が白色だと、型番にホワイトのWがつきます。
つまり、本体が白色でバッテリーと充電器がついているのがCL106FD(SHW)、
本体が白色でバッテリーと充電器がついていないのが、CL106FD(ZW)となります。
▽表でまとめるとこんな感じ
バッテリーと充電器あり | バッテリーと充電器なし | |
本体(ブルー) | CL106FD(SH) | CL106FD(Z) |
本体(白) | CL106FD(SHW) | CL106FD(ZW) |
我が家にやってきたマキタ君は、CL106FD(SHW)です。
つまり、本体が白で、バッテリーと充電器がついているセットということです。
取扱説明書は本体のCL106FD用が入っています。
▽こちらが本体。
カプセルの部分にmakitaというロゴが入っています。
ロゴが小文字なところが、オシャレ家電amadanaみたいです。
本体は白ですが、白と言っても、どちらかというと、青みがかった白色です。
余計な装飾を施していないシンプルなデザインですが、ガンプラのような感じもし、どこか工業っぽいデザインです。
バッテリーだけをつけた状態だと、重さは0.98kg。
ノズルなしで作動することは、まぁあり得ないから、その分をプラスすると実際は1kgぐらいでしょう。それでも、軽い。
4パターンの組み合わせができる
付属のノズル(左)とサッシ用ノズル(右下)と長さを出すためのストレートパイプ(右上)を使うと、4パターンの組み合わせで使えます。
用途に合わせて使い分けることができます。
では、装着した状態の組み合わせパターンをお見せしましょう。
①本体+ノズル
小さくコンパクトなマキタ君。
とてもかわいい♡
これは、まぁよくあるハンディタイプの掃除機と同じような感じです。
②本体+サッシ用(隙間用)ノズル
まるでチェンソーみたい。
ちょっと違った一面をを見せるマキタ君。
ドキッとしてしまいます♡
コードなしで使えるから駐車場まで持っていって、車の中を掃除できます。
シートの隙間とか狭いところのゴミが取りやすい。
③本体+ストレートパイプ+ノズル
こちらは、スタイリッシュなマキタ君。
惚れ惚れしてしまいます。
あぁ、かっこいい♡
ストレートパイプを使うと、長さが長くなるので、腰を曲げずに掃除ができます。
④本体+ストレートパイプ+サッシ用(隙間用)ノズル
ストレートパイプにサッシ用ノズルを合わせて使えば、さらに長くなります。
背伸びしているマキタ君。
天井近くの細かいところや、手の届かない洗濯機と壁の隙間の掃除に活躍します。
このように、マキタ君のいろいろな表情を見ることができます。
使い方
使い方はシンプルで簡単。
バッテリーを付ける
本体と一緒に、充電済みのバッテリーを使います。
本体の上部に電池を付けるところがあるから、上からバッテリーを差し込んで、カチッと取り付けるだけです。
こんなふうに取り付けると、準備完了。
トリガー式のスイッチ
マキタ充電式クリーナCL106FDのスイッチは、トリガー式です。
トリガー式とは、スイッチを押しながら作動させて、スイッチを離すと止まる仕組みのことです。
本体の取っ手の部分についている黒いスイッチボタンがトリガーといわれるスイッチです。
ハンディタイプの掃除機によくある仕様です。
ここを押すとウィーンと音が鳴り、掃除機が作動します。
離すと止まります。
これ以外に特にボタンを押したりすることはありません。
トリガー式のスイッチは、押しっぱなしでないと動かないので、最初は変な感じがしますが、慣れればどうってことはありません。
通常のスイッチのように、いちいちスイッチを切ったり付けたりしなくていいし、作業しながらon/off切り替えられるので快適です。
握力がない私でも毎日スイスイこの掃除機を動かしています。
1回の掃除でどのくらいの広範囲を使うかにもよりますが、我が家は3LDKで、全ての部屋+廊下+脱衣所を掃除しても、疲れたとか手が痛いと感じたことはありません。
トリガー式のスイッチは、掃除機をかけている間だけスイッチを押せばいいので、電池の保ちも良いです。
コードレスはやっぱり最高
マキタの掃除機に限らず、そもそも、コードレスの掃除機というものは便利ですよね。 掃除の億劫さを省いてくれます。
コンセントがある掃除機だと、コンセントから掃除をする場所までの導線をいちいち気にしなくてはいけません。
その時点で 「あぁ、面倒くさい」 が発生してしまいます。
コードレスだと、コンセントを差さなくてもすぐ使用できるので、掃除に取り掛かるまでの心理的な嫌悪感が減ります。
掃除のハードルが下がるので、ちょっと気になる箇所があれば、そこだけでも掃除機掛けようという気になります。
こまめに掃除がしやすいので、掃除する頻度が高くなります。 おかげで我が家の床には、ほとんどゴミがありません。
これまでコード式の掃除機を使っていた人は、「コードの抜き差しが無いだけで、こんなにストレスがなくなるんだ!」と感激するに違いありません。
クイックルワイパーですら、「リフィルを取り付ける」ところから始めなくてはな。それに、掃除の途中にも何度かリフィルをつけなおさなくてはいけない。これがまた、面倒だったりします。
コードレスの掃除機だと、さっと出してすぐ使えます。
この差は大きい。
コードレスは面倒くさがり屋ほど重宝する機能です。
他のコードレスの掃除機との違い
これまでにも、コードレス掃除機を使ったことはあります。 その時も、間違いなくコードレスは便利でした。
では、このマキタ君が他のコードレスと違うのはどこなのでしょうか?
それは、おそらく吸引力ではないでしょうか。
吸引力
マキタ君は、小さくて、コードレスなのに、一般のコードで接続する掃除機に引けを取らない吸引力に驚かされます。
それは、思っていた以上でした。
もちろん、かの有名サイクロン掃除機「ダイソン」には遠く及ばないかもしれませんが、日々の掃除をするのに必要なパワーは、十分に備わっています。
この商品を評価する時は、「小さくて、コードレスなのに」というところがミソです。 小さくて、コードレスなのに その割に、この掃除機は吸引力があるから「予想以上だった」という感想が出てきます。
それに、コスパもいい。
「値段のわりに」吸引力があるというのが、人気の秘密でもあります。
吸引力がある掃除機というのは、大きくて、コードがあって、値段が高いというイメージがあるのかもしれません。
そのイメージを打ち破る商品だから、マキタの掃除機はスゴいし、人気があります。 実際にフローリングで使ってみるとわかりますが、床に吸い付く感じを体感できます。
廊下に落ちている髪の毛や埃も面白いくらいスイスイ吸い込みます。 カーペットでも、フローリングほどはすんなりとはいかないけれど、何度か往復させれば十分にゴミが取れます。
バッテリーと充電器
セット一式にはバッテリーと充電器がついています。 ここでの充電器のモデルはDC10SA。
工具用メーカーらしい充電器で、見た目がけっこうイカツイ。
正直、リビングには、少し見栄えが悪いかもしれません。
充電する時は、バッテリーの裏と、充電器の裏をスライドさせてはめ合わせて充電します。
電池の状態は充電器に差し込んだ時に、ランプの色と点滅で判断できます。
1回の充電時間は22分で、充電後、連続で使用できる時間は16分。
充電をすると、モーターが作動し、ジーンという微かな振動と、ザーという昔のアナログテレビの砂嵐のような音が少しします。
これが、多少耳障りな人もいるかもしれませんね。
けれど、この音はバッテリーの性能を十分に発揮させるために、冷却ファンでバッテリーを効率よく冷却している時の送風の音です。
故障ではありません。
急速充電するということは、バッテリーにそれなりの負荷があって、発熱するおそれがあります。そのために冷却する必要があります。
これは、安全対策として、工具メーカーがとる当然の配慮とも言えます。
バッテリーの発熱を回避するための冷却機能にファンが内蔵されているのだとしたら、多少の音はしかたがないことだと割り切るしかありません。
急速充電を望むなら、微かな音には目をつぶるしかないのかもしれませんね。
ノズル
マキタ君のノズルのヘッドは、小さいので、椅子やテーブルの脚の間もスイスイ掃除機をかけられます。
ノズルが小さい分、小回りが利きます。
我が家では、冷蔵庫と壁の間などを掃除機がかけられる幅分、あらかじめスペースをあけて設置しています。
こまめに掃除ができるから、キッチンにもあまり埃がたまりません。
ヘッドは立てることもできるから、自由自在に動いて掃除がしやすい。
ひっくり返すと、裏は↓このようになっています。
吸い込み口は小さいのですが、しっかりゴミを集めて吸い取ってくれます。 ゴムのスクレイパーのようになっています。
ローラーがついているから、フローリングでもス~イスイ動きます。
じゅうたんでも使っていますが、問題なく使えています。
じゅうたんにも、いろいろあるから、例えば毛並みが長いじゅうたんなどは多少、引っ掛かりを感じるかもしれません。
そんな人は、スクレイパーが毛状になっている別売りのじゅうたん用ヘッドもあるので、それを購入することを検討してみてはいかがでしょうか。
サッシ用ノズル
サッシ用ノズルは隙間を掃除するのに便利です。
通常のノズルで取りきれない隙間のゴミをとるのに丁度いい。
▽サッシの掃除に使えます。
▽コーナーの隙間も掃除がしやすい。
クローゼットの下の隅などにあるゴミは、普通のノズルではなかなかとれないが、サッシ用のノズルを使えば細かいところまで取れます。
▽キッチンの隙間の掃除でも活躍しています。
調理の時に落ちた塩や、切りくずなどが散らばってしまったら、サッと掃除機をかけてしまえばすぐにきれいになります。
▽冷蔵庫の下も途中までノズルが入るので、小まめに掃除するとホコリも溜まりません。
▽洗濯機の下もラクラクごみがとれるので、いつもきれいな状態をキープできます。
▽棚なども、サッと掃除機をかけられます。
サッシ用ノズルは隙間を掃除するのに本当に便利です。
意外と便利なLEDライト
本体についているLED電球、最初は正直あってもなくてもどっちでもいいと思っていましたが、使っているうちに、あったほうが断然便利だということがわかりました。
トリガースイッチを押している間、まわりが暗いと判断すると、自動で点灯するようになっています。
たとえば、こういう隙間を掃除する時。けっこう暗くて見通しが悪いのですが、
トリガースイッチを押してモーターを作動させると、ライトがついてパッと明るくなります。
これがあるのとないのでは全然違います。
冷蔵庫や洗濯機横の隙間を掃除する時に、よく見えて大活躍します。
しっかり先端を照らしてくれるから、天井の照明が届きにくい場所の掃除や、家具の隅や裏側等にもとっても便利です。
ベッド下を掃除する時や、椅子と机の下もよく見えて意外と使えます。
LEDライトのおかげで、暗い場所や隅でも、あまり吸い残しが少なく、きれいに掃除ができます。こういう細かいところまで配慮してくれているのが有難い。
音について
先ほど、充電器の音の話をしましたが、本体の音についても話しておきましょう。
音は大きめですが、サイクロン式のような高音ではなくどちらかというと機械音に近いです。
それほど気にはなりませんが、静音の掃除機を使い慣れている人が聞いたら、最初はびっくりするかもしれません。
モーターが回転している音は、まさに建築現場などで使われているブロワーやハンドクリーナーの音にも似ていて、ヴィーンヴィーンという甲高い音がします。
ただ、ダイソンの掃除機の音に比べたら、こちらはまだマシではないでしょうか。
もちろん、音は小さいことに越したことはないですが、吸引力と音はトレードオフだと思って、割り切って使うしかありません。
掃除機をかけるのはせいぜい30分くらいです。 洗濯機を早朝や夜遅く使うのは躊躇してしまうのと同じで、日中使用する分なら普通の生活音として問題ないレベルだと思います。
音と言えば、床に掃除機をかけている時に押したり引いたりしていると、ノズルのローラーがコロコロ転がって、バリバリバリとガリガリガリというような音がします。この音が意外と心地良かったりします。ゴミが取れている感じが実感できるので、かけながら嬉しくなってしまいます。
吸い取ったゴミを捨てる
吸い取ったゴミを捨てる時は、簡単。 ゴミを集める部分がこの部分。
カプセルを回してはずします。
奥の黒い部分が弁になっていて、ゴミがこぼれ落ちないようになっています。
カプセルを外した本体はこのようにフィルターがつけられています。
カプセル にゴミが溜まるのではなく、フィルターに付着している
カプセル型の掃除機はカプセルにごみがたまって、それをごみ箱に捨てることになっています。
説明書にも、次のように書かれています。
ゴミを捨てる時は、カプセルの上部を手で4~5回軽くたたくと、中に入っているフィルターに付着したゴミが落ちる。
だけど、実際に使っていると、ケースにはほとんどゴミは落ちてなくて、フィルターのほうにゴミが付着していることがほとんどです。
しかも、振ったくらいでは落ちません。
だから、わたしはいつも掃除用の歯ブラシを使って、水洗いしてこすりながら落とし、乾燥させてまた使っています。
ゴミをためすぎると吸込力が低下するから、こまめにゴミを捨てたほうがいいです。 1~2週間で、中のゴミを捨てますが、それでもパンパンだったりします。 中のフィルターは十分に乾かす必要があります。
フィルターの取り付け方
フィルターをすべて外すと、本機のモーター部分が見えます。
ここにゴミや水が入ると故障の原因になるので特に取り扱いには気を付けなくてはいけません。
▽これが、モーターにゴミが入るのを防ぐフィルターです。
これを本機のモーターの手前に入れる。
▽このように設置します。
▽これが不織布のフィルター(左)とプレフィルター(右)です。
不織布のフィルターがプレフィルターの内側になるように、本機に取り付けます。
▽こんなふうに取り付けます。
この不織布のフィルターやプレフィルターも古くなってきたら替える必要があります。でも、紙パックに比べると、もっと手ごろに買えるはいいです。
保管場所
マキタの掃除機は、市販のフックなどを使用せずに立て掛けると、転倒して故障してしまいます。
本体のモーターの部分とバッテリーが重いから、立て掛けているだけだと、簡単にバランスを崩してスルッと転倒してしまいます。
ボディの端っこについている紐がハンドストラップになっているから、市販のフックなどに引っ掛けて保管することができます。
立て掛けずに、普段はノズルだけを装着して小さくコンパクトに使っています。
そして、リビングとキッチンのすぐそばにある部屋のソファの後ろにスペースをあけて、掃除機を横たわらせて保管しています。
こうしていると、いつでも、サッと取り出して気になるところを掃除ができます。
やってしまった失敗談
マキタ君を使っている間に、とんだ失敗をした経験があります。
それは、まだ使い始めの頃、ベッドと壁の間を掃除機をかけていた時のこと。
このように、ベッドと壁の間に沿ってかけている間は問題なく掃除機をかけていたのですが、
ストレートパイプを装着して長い状態にしてベッドの下を、掃除機をかけていると、うっかり壁にぶつけてしまって、穴を開けてしまいました。
「ひえ~」
となりました。
使い始めということもあり、長さの感覚に慣れなくて、距離感覚が掴めていなかったんですよね。
結局、この後、業者に来てもらって壁を修理してもらう羽目になりました。
それ以来、短い状態で使っています。
実際のところ、廊下と壁の隙間などを掃除する時も、短いほうが小回りが利きます。
それに、短く使うほうが、低くしゃがむので床に顔が近い分、床の状態がよく見えるので、吸い残しが少なくなりました。
ストレートパイプを使って長い状態で掃除をしたほうが、腰を曲げなくていいなどのメリットもありますが、短く使うほうが自分には合っているようです。
マキタの掃除機のレビュー まとめ
今回ご紹介したマキタの掃除機CL106FDは、色が白でデザインもシンプル。軽さとコードレスなのに吸引力があるという点も良いです。
手軽に掃除機をかけられるから、掃除をするハードルが下がって、あんなに面倒くさがっていた掃除をするのが楽しくなりました。
この掃除機は、コードレスで充電式なので、バッテリーを充電して使います。バッテリーを22分間充電すると、16分は十分稼働します。1回の充電で3LDK部屋をしっかりかけられるので満足しています。
ノズルとストレートパイプで4パターンの組み合わせができて、隅のほうを掃除するならサッシノズルが便利です。
LEDライトは、暗い所や隅のほうの掃除の時に役に立ちます。 音はそれなりにしますが、生活音として問題ない範囲。
あと、フィルターをこまめにキレイにしておく必要があります。これが多少煩わしかったりもしますが、紙パックのようにコストがかからない点は経済的です。
このマキタの掃除機CL106FDは、使う前は特に何の期待もしていなかったけど、使ってみたら思いのほかよかったという感じです。
生活を変えてくれた素晴らしい家電です。マキタ君と暮らし始めて、こまめに掃除機をかける習慣が身に着きました。
マキタ君、大好き♡
親へのプレゼントにもオススメです。